PLAMAX GP-02 ギルティプリンセス メイドロイド・アリスの素組みに挑戦
はい、というわけで作ります。9月にやってきたアリスちゃん。
キュリオスでずっとヤスリがけしてて疲れたし、外壁清掃で窓開けられないんでーーっていう言い訳で着手しようかなーと思います。
ギルプリのプラモは初めて作るんですが、実はミャオをずっと積んでいてな... すまん、いつか作るので待ってて...
開封の義
パッケージかわいー。
引き出し式で箱潰すの簡単そう。
説明書もカラーなんです。
頭部の作成
異なるブランドの美プラ作るとき、やっぱ顕著に差が出るのは頭部ですよね。どういう構造なのかな。わくわく。
ベースとヘッドドレス、表情パーツは4種類。
実は右上の表情パーツ、ほくろのような点が頬についてて...
これはあとでヤスリがけかなぁ....
とりあえず組みます。
すっとハマっていく感じでいいですね。
では髪。
髪もプラモによって個性がでるので楽しみ。
後頭部、後ろ髪、サイド、前髪と最近はわりと一般的な構造だけど、後ろ髪が球体関節になってて、前後に可動するのが特徴的ですね。なるほどぉ。
髪は曲面が多いので、ヤスリがけなどの補正がどこまで必要か、ゲート処理もどれほどかんたんにできるかが結構分かれるところ。
髪パーツの補正・調整
ひとまず、ゲート痕とパーティングラインの確認をしていきます。
まあほぼ全部に修正が必要そう。ネガティブな曲面がおおいのでニッパーの刃がうまく当たらないんですよね。
仮組みして目立つところを確認していきます。
両サイドはパーティングラインもゲート跡も結構目立っちゃいますね。
後ろ髪はまあ、あんま目立たないかなって感じだけど、ここ埋めたくなるなぁ....
頭頂部もちょっとだけ気になる。
正面から見るとほとんど目立たないんですけどね。
ヤスリでゲート、パーティングラインを消す
ヤスリがけに疲れたって言わなかったっけ?
プラモを作る以上逃れられない定めですね。淡々と表面処理していきます。
曲面が多いので、基本的には神ヤス!の3mmとMr.ペーパー カードタイプの400でゲートとパーティングラインを消していきます。
平面がでてきたら、10mm厚の神ヤス!を使うと素早く整えられるのでおすすめです。
一度仮組みして漏れが無いかを確認します。
概ね問題なさそうなので、表面を整えていこうと思います。
600-800番目で表面を整える
細部までこだわるなら4桁番まではやったほうがいいんですけど、髪や肌なら800番目くらいでも結構きれいに見えるのでその程度までは磨いていきます。
例によって使うのは神ヤス!とMr.ペーパー カードタイプ。毛先とかはカードタイプのほうがキレイにできたり、細い隙間を磨きやすいんですよね。
というわけで磨いてみました。
サイドにまだヤスリ痕が残ってるので、追加で1000番くらいまで慣らそうかなって感じですね。気になるところとやる気のトレードオフをしながら仕上げます。
ツインテの作成
ツインテ(?)です。
こいつもゲート痕とパーティングラインがちょっと目立つ。
仮組み。
えーかわいい。
ツインテって書いてあったけどどう見ても耳です。
こいつもヤスリがけしていきます。
うん、いい感じにマットな仕上がりになりましたね。耳っぽい。
かわいい。
最後にクリアパーツをつけて完成。
クリアパーツはゲートが横についていたのでほぼ二度切りしておしまいです。ありがたい。
いや、耳でしょこれ。
ーーツインテです。
うさ耳の作成
説明書によるとうさみみはこっち。
耳が4つあるように見えますね。
素のままだとプラスチック特有の歪みというか模様というかヒケというか、まあ見目がよろしくないので軽くヤスリがけします。
一旦完成
胸部の作成
胸部から作っていきます。
とりあえずの仮組みです。
ゲート跡とか残るようならばらしてヤスリって思ったけど、まあそんなに目立たないところなので一旦このまま作業を進めます。
お胸のパーツ。
谷間が深い
リボンの部分は痕から色を乗せて上げたくなりますね。
チョーネクタイ
かわいい。
袖の作成
肩袖まで組んじゃいます。
袖の縫い目に合わせた造形になっていてこだわりを感じる組み合わせです。
ーーが、若干隙間ができるので.... あとで瞬間パテかな....
あと内部のジョイントパーツが外装を支えているんですけど、僕が組んだものだと結構簡単にポロっと行くので、まあ接着したほうが安全かなって印象でした。
肩のジョイントの作成
これ面白いなーと思ったのが、袖のパーツと関節のパーツが別なんですね。
先日バーゼの肩を折ったばかりなので、こういうほうがありがたい気がしました。
胸部と袖の結合
袖のフリルも可愛らしくていいですね。
襟の作成
あっ。襟パーツ忘れてた。
ん.... ん????????
折れてますよねこれwwwwwwwwwwwwwww
うーん、ハマる気がしない。
折れてた部分をニッパーでカットしたらキレイにハマりました。
胴体の作成
胴体を作っています。ここの部分は一部塗装されていてなるほどなぁって
組み合わせてみます。
前後にパーツをはめていきます。
裾をジョイントにはめる。
上からカバーをする。
お腹をつける。
腹部と胸部の接合部分。
お腹と金色のコントラストがいいですね。
ゲート痕がちょっと気になりますが、こんな感じになりました。
股関節の作成
え?これだけ?
まー、コトブキヤさんが頑張り過ぎなんですよね....
シンプルなのでサクッと組んでいきます。
パンツは袋入のパーツです。合わせ目消しとかしなくていいのはまあいいんだか悪いんだか。
上の状態で押し込もうとすると、意外とキャップが硬いので一度Y字関節の状態で胴体と結合するのがおすすめです。
こうしてみるとちょっとだらしなく感じてしまう。コトブキヤ強い。
スタンドの作成
胴体まで出来たんで、せっかくなら飾りながら作りたい。
というわけで、付属のスタンドを作ります。
透明度が高くていいですね。きれい。
本体をぶら下げてみます。
腰の3mmジョイントに差し込むことで固定できます。
アームも結構硬いので、しっかり保持できて良いです。
しれっと胸部と頭部も合体。
目立つゲート痕や合わせ目も少なく、結構いい出来何じゃなかろうか。
太ももの作成
先にこれはめないと、股関節が可愛そうな感じなのでサクッと組んじゃいます。
ジョイントとしては太もも側の受けと股関節の受けがあります。股関節側が可動します。
こんな感じで組んだんですけど、パンツをくっつけながらジョイントに刺そうとすると結構難しくて、組む段階で股関節側のジョイントをなるべく上に向けておくのがおすすめです。
こんな感じ。
いい感じになってきました。
腕の作成
ここからは四肢を作っていきます。
あとで合わせ目は消すので、ピン切ったりしつつパチで組んできます。
腕関節はFAガールなどと同様にコの字で合わせ目が出来ます。FAガールが内側に出るとしたら、アリスは外側に出るんですね。
手首の作成
3組の手、1組の手首関節がついてきます。
脚部の作成
脚部、とくに膝関節も美プラによって大きく差が出ます。
ギルプリはどんな関節かな〜〜?
まずは膝上。太ももパーツが膝関節を内包し、2点の可動が可能。
続いてふくらはぎ。膝関節にそのままジョインします。
合わせ目の出方は創彩少女庭園と一緒ですが、まるっと一つの関節になります。
塗装する際や合わせ目を消す再は注意が必要そうです。
ただ、膝関節がほとんど隠れるので塗装はしやすいかもしれませんね。
足首・靴の作成
あーーーーーよかった、靴のパーツが分割されてない。靴磨き不要!!!!
足の甲にパーティングラインがあるので、そこだけヤスリで消しました。
脚部の結合
ベルトの部分は溝があるので形を合わせて組みます。
全体合わせてみるとこんな感じ。
反対にするとわかるんですけど、実は脛の部分がコの字で合わせ目が出てしまいます。
なので流し込み系の接着剤より瞬間パテなどのパテで埋めたほうが良さそうです。
素組のレビュー
ひとまず素体の素組が出来ました。
正面から見ると結構合わせ目が目立ってしまいますが、それ以外の部分で見るとあまり処理痕などが目立たず、結構きれいな仕上がりに感じます。
ボタンや手首の鍵穴、背中の溝などは墨入れなどを検討してもいいかもしれないですね。何色にしようかな...
次回は合わせ目消しの加工をしていきます!