ホビー - のらねこの気まま暮らし

プラモ作りとかホビー系中心の記録を残すブログ

新しくエアブラシを買ったので 1/144 ガンダムデスサイズヘルカスタム HG FA を塗ってみた

最近塗装をしていて、先達からアドバイスをいただくことが多いんです。

その中に「エアブラシは国産でいいヤツを買え」というのがありまして、 特に細吹きやグラデーション表現など、細かい表現をしたいときに安価なハンドピースだと制御できないことが多いらしい。

また、ノズルのつまりや故障も多く、完全分解しないといけないようなことも日本製じゃまず起こらない。

※完全分解したら戻せなくなるからやめろって起こられました(´・ω・`)

まあ精密機器ですしね。


まあそんな感じで、なんやかんやあって買いました。

f:id:ry_mizuki:20210119084350j:plain

商品リンクはこちら。

決め手になったのは理由は、 - 0.3m - ダブルアクション - 安定安心のクレオス - エアジャストシステム - Amazonで買える

でした。

さて、噂のハンドピースの実力やいかに?


というわけで、早速開封していきたいんですが、もともと私がつかっていたハンドピースがこちら。

充電式のエアブラシで、電池が交換可能というのが魅力です。

よほど濃い塗料を入れない限り、そんなに詰まることもなく、特に大きな不満もなかったです。 初心者にはいいんじゃないかな。

さて、コンプレッサーを持ってないので、こちらにエアブラシを接続します。


じゃん。

f:id:ry_mizuki:20210119084411j:plain

ニードルカバーがクラウン形式なんですね。 縦や横に噴いたときに塗料がニードルカバーにぶつかりにくくなるらしい。よくわからないけど。


早速、吹き比べてみます!!!

適当にそのへんにあったダンボールに、以前使って余っていた水性塗料を吹きかけていきます。


まずはS-POWERのハンドピースを使ってみる。

f:id:ry_mizuki:20210119084347j:plain

結構細かく吹けますね。

線も引ける。

え、悪くないのでは?

ちょっとトリガが重いのと、コンプレッサーをぶら下げてるせいで手首の負担がありますね。

細く長い線を一定に引くとかは難しい。

頑張って☆書きましたけど、塗料が薄くて、吹き直すか震えるてをゆっくり、ゆっくり動かさないといけない。


では続いて、クレオスのハンドピースいきまーす!

f:id:ry_mizuki:20210119084408j:plain

軽っっっっるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!

重量じゃなくて、トリガの感触です。

すごい、気持ち込めるだけでトリガ引ける!軽い!

見てこの細い線!

先程のS-POWERがふわっとした線だとしたらしっかり細い線で☆書けてますよ!

猫ちゃんも書ける!


2つを並べてみてみます。

f:id:ry_mizuki:20210119084405j:plain

先の感触がダンチですね...

これが国産のハンドピース(諭吉クラス)の力か...

すごいな....


さて、より細かく吹けることがわかりました。

しかし懸念もあります。

それは、これまで噴いてきたハンドピースとだいぶ、いやかなり、トリガの感触が違う。 細く吹こうと思ったら塗料がドバっとなる可能性もある。

練習はしておきたい。


ということで、ずっと寝かせていたこいつを引っ張り出しました!

そう! 1/44 ガンダムデスサイズヘルカスタム HG FA!

20年くらい前のキットですね...

よく手元に残っていたな...

2014/03に購入したもよう....


さてさて、さすが20年前のキットなだけあって、だいぶ合わせ目とか下処理とかに苦労しました...

接着剤でくっつけようにも隙間できるんですもの。

削ったり光硬化パテで埋めたりして、ようやくここまで来ました。

f:id:ry_mizuki:20210120091715j:plain

とりあえずサフを吹きます。

元がグレーなのでわかりにくいかな?

f:id:ry_mizuki:20210120091712j:plain

f:id:ry_mizuki:20210120091703j:plain

こっちは色味があるのでわかりやすい。

f:id:ry_mizuki:20210120091648j:plain

頭とかテラテラしてますね。

肩のパーツは、吹き溜まりが出来てます。

懸念通り、ドパッとやっちゃいました。 軽く引いたつもりでも思いの外塗料が出てしまう。

エアジャストシステムを使いながら、塗料の出方、トリガの引き具合を調整していきます。

どうせサフなんだ、失敗したら落とせばいい。

f:id:ry_mizuki:20210120091637j:plain

黒い部分は、他のパーツに比べて下処理の痕跡がわかりやすいですねw

f:id:ry_mizuki:20210120091627j:plain

さすがにちょっとなれてきた。

f:id:ry_mizuki:20210120091726j:plain

乾燥をまちまーす。


吹き終わりを確認!

脚部。 見事に合わせ目消しの痕が残っている....

ムラなく吹けているけど、ちょっと塗料を薄く希釈しすぎた気もする。

f:id:ry_mizuki:20210120091631j:plain

黒色だったパーツたち。

見事に色は隠蔽出来ていますね。 ただ、凹凸がくっきり残ってしまっている。

下処理してもっかいサフ吹きまーす(省略)


さて、サフを終えて、本塗装に入ります!

もともとグレー、レッド、ブラックで構成されるデスサイズを、ホワイト・レッド・ブラックで変調してみます。

ではホワイト第一陣。

f:id:ry_mizuki:20210120091644j:plain

ホワイトだと仕上がりがわかりにくいですねw

第2陣。

こちらは肩のパーツで、下の部分を白、上を黒くしてみようと思い、マステしてます。

せっかくなので細く噴いてみるのに挑戦。

f:id:ry_mizuki:20210120091735j:plain

おー思ったほどマステに色が乗ってない。

流石に多少は乗るけど、細かく吹けますね。

すごい!

f:id:ry_mizuki:20210120091657j:plain

乾燥させて、仕上がりを見てみます。

f:id:ry_mizuki:20210120091641j:plain

うん、綺麗に塗れてます。

f:id:ry_mizuki:20210120091700j:plain

そして調子のって、マステなしで塗ってみた結果がこちら。

f:id:ry_mizuki:20210120091706j:plain

流石にそりゃ無理だ。 もうしわけ程度にでもマステしてればこんなことには...

しかも一度ビシャってしてます。 f:id:ry_mizuki:20210120091634j:plain

ちなみにビシャってなったときの例。

塗料が薄すぎたなー...

f:id:ry_mizuki:20210120091742j:plain

ちなみにこちらはレッドを塗ったときのニードルカバー。

グレーやブラックだと気づかなかったけど、こんな感じで塗料溜まるですね。

フラットタイプのニードルカバーよりは、色混ざりが起きにくい感じがします(レッド塗るまでここの掃除気にしなかった)

f:id:ry_mizuki:20210120091709j:plain

では、乾燥させた体を組んでいきます。

思いの外膝の汚れが気にならない(ナイス影、ナイスiPhone

f:id:ry_mizuki:20210120091654j:plain

いや、嘘、めっちゃ気になるわ。

あと足の甲。 ここもマステがめんどかったんで...

あとで白塗ればいーやーとおもって塗り忘れた。

f:id:ry_mizuki:20210120091738j:plain

胴体を合体。

肩パーツの白に黒が侵食している...

白はうまく吹けてたと思うけど、黒で失敗を重ねました....

f:id:ry_mizuki:20210120091722j:plain

最後にフェイス。

頭を白く、ガンダムっぽくしてみました。

いや、よくよく見ると、白パーツにも粒飛んでますね。

f:id:ry_mizuki:20210120091719j:plain

まあ、いい練習になりました。

ありがとうデスサイズヘルカスタム。 f:id:ry_mizuki:20210120091731j:plain


今回使った塗料